41歳で初めて、犬を飼うかも。

2024年3月20日

この度、41年の人生で初めて…犬を飼うかもしれない。

祖母の家では2匹犬を飼っていたし、実家では私が家を出た後に犬を飼っていた。
マメ太郎という名前でもう死んでしまって10年も経つだろうか…。
今でも父のメールアドレスには、通称「マメ」の文字が入っているのでたまに思い出す。
昔ながらの家の外で飼うスタイルだったので、私は実家でくつろぎながら遊んだこともないし
「いるなー」くらいの感情しかなかった。
マメからしても、馴染みのない愛想の悪い女が、たまに来るなと思っていたに違いない。

結婚前、一人暮らしだった時も、結婚してからもずっと賃貸に住んでいたし
どちらかというと猫派だと思っていた。
飼うなら猫かなと思っていた。

犬を飼ってみたいと思ったワケ

娘に命の大切さを知ってほしい

結局、こどものためが一番大きい。
思春期になる前にはなにかしらペットを飼って育てさせてあげたいなとは思っていた。

記憶にある中で、私は中学校までにセキセイインコ、オカメインコ、ハムスター、シマリスを飼ったことがある。同時期にたくさん飼っていたわけではなく、一匹ずつ時期はズレている。飼っていた子が死んでしまってから、次の子を迎えという感じで。
子供ながらに餌をあげたり、水をあげたり、言葉を教えたりと甲斐甲斐しくお世話をした記憶がある。
死んでしまって硬直した姿を見て悲しかったし、土に埋めてお墓も作ってあげた。
今でもインコやリスの柄のハンカチや小物にはときめくし、クレジットカードのログインか何かの
「初めて飼ったペットの名前は？」の秘密の質問は絶対ミスらない。

「生」を学ぶためにペットを飼うと言っては賛否両論あると思う。
しかし一緒に過ごす中でのお世話や遊びも含めての「生死」。その側面はこども時代を過ごす上で成長に大きな役割を担うと私は勝手に思っている。

多分、大抵はペットより人間の方が長生きすると思う。
もちろん可愛い、癒される、家族が増えるという良い面以上に、失った時の悲しみや病気になった時、老後の介護を見据えて、簡単な気持ちで受け入れられない事も承知。

だからこそ、なかなか踏み切れないでいたのだけれど…

娘の喜ぶ顔、成長を考えるとメリットは大きいと思う。

家族を増やしたい

娘のためといえば、遊び相手になってほしいという思いもある。

私は娘の出産時、難産で死にかけ子宮を摘出してしまったので、もう子を産むことが出来ない。娘には兄弟を作ってあげられないので、一人っ子が確定している。

ワンオペで私が食事の用意をする間、何度も「ママいっちょにあしょぼー（一緒に遊ぼう）」と言われるたびに「ごめんね、ご飯作ってるから」と断る時の心苦しさよ…。

兄弟でもいればねぇと一人で遊ぶ姿を見て何度思ったことか。
そんなとき、ペットがいれば（ますます目を離せなくなりそうだが）娘としてはきっと楽しいだろう。
兄弟は作ってあげられないけど、家族は増やしてあげられる。そう思った。

せっかっく一軒家を購入したので

一軒家を購入してペットを飼えるようになったことも、犬を飼ってみたいという動機になっている。

娘に命を教え、家族を増やすことを思えば、小動物でも鳥でも爬虫類でもなんでも良いのだが、夫は小さい頃から犬を飼うことに憧れがあったそうだ。
夫の実家はマンションだったので犬を飼えなかった。ゴールデンレトリバーのような大きな犬を飼うのが夢だったそうだ。今回、初めて飼う犬がいきなり大型犬というのには不安が大きすぎるので、小型犬・中型犬あたりで探す予定なのだが。

昔は犬って家の外・小屋で飼うのが当たり前だったのに、今は室内飼うことが推奨だって知らなかった。
確かに家族を迎えたいと思ったところで、新しい家族に「外で寝泊まりして」とは言わないし思わない。
また、沖縄在住の私達にとって長く厳しい猛暑などに長時間外にいるなんて、自殺行為。
私も在宅勤務が多いので、留守中一人にさせる時間も少ないし、快適な環境を用意してあげられるはず。

そして不審者が来たら吠えて教えてくれよと、番犬としての役割にも期待しつつ…。

ま、まだ飼う犬種も決まっていなければ、その子がどんな性格かにもよるとは思うけど。
ちなみに私はペットショップで20万、30万も出す気には到底なれないので、保護犬を探している。
現在、県内の譲渡会などの情報を夫が収集中。